SSBB便り
2013.12.05.
新聞紙の薪(まき)
こたつやストーブが恋しい季節になりました。
そして、我が家では屋外の小屋にしつらえた薪ストーブが活躍します。
いつだったか、新聞紙で薪を作る製品が新聞で紹介されていました。
それは細かい穴の開いた(またはエキスパンドメタル製だったかも・・・)鉄板の箱なんです。
確か、値段は3~4千円したように思います。ホームセンター等で買えるみたいです。
水を張ったバケツにびりびりに細かく破いた新聞紙を入れて、よく浸して柔らかくしてから
それをその鉄板の箱に入れて満杯にして、新聞紙をよく圧縮して水を切ったら、その箱から
新聞紙を出して(巨大な羊羹のような形)1週間位乾燥させると『新聞紙の薪』の出来上がりです。
理屈は単純で、作り方も簡単です。
但し、既製品を買うのも勿体ないので、その製品の替わりに、我が家の裏山の竹藪の太い竹を使い
自作してみました。
これが、それです。
竹にドリルで小さい穴を沢山開けて、縦に二つ割りにしてあります。
この竹の中に水でどろどろにした新聞紙を入れて水切りを兼ねて木の棒でよく突き固めたら、
中身を取り出します。
1週間位乾燥させると出来上がりですが、長手方向の真ん中辺りで割れてしまいましたが、ドンマイ・ドンマイ!
そして、薪ストーブの中へ・・・
よく燃えます。
単なる新聞紙ではぱあっと燃えて、すぐに燃え尽きてしまいますが、
この『新聞紙の薪』は新聞紙の密度が高いため、暫く燃えているところがGOODです。
使った感じは悪くありません。こういうのも「あり」という感じです。
但し、薪を作る過程がけっこう面倒です。
つまり、新聞紙を細かくちぎったり、それを竹筒に入れてよく突き固めたり・・・
また、寒い季節の水仕事もちょっとしんどいかな。。。
そのあと、薪を十分に乾燥させるための時間(日数)もかかります。
という訳で、やってみて一応の成功はしたものの、まだ2回目の薪製造の意欲は湧きません。
でも、興味のある方はトライしてみてください。
捨ててしまうものを燃料として使えることは「エコ」なライフワークの実践につながりますよ。