SSBB便り
2014.05.05.
サントリー 工場見学
サントリー白州蒸留所は山梨県北杜(ほくと)市白州町にあります。
このGWに白州蒸留所の工場見学に行ってきました。
参加者の各グループ(20名くらい)毎にちゃんとイケメンの専属ツアーガイドがついて
ウィスキーが出来る工程順に要所要所で説明してくれ、約1時間の興味ある見学会でした。
なお、動画はNGですが、静止画はOKとのことで、以下の写真を撮らせてもらいました。
最初は工場(建物)の入り口・・・ツアーガイドの案内でここからみんなでぞろぞろ入っていきます。
入口を入ると、エントランスホールにはこんな案内板が・・・
そして、ここからイケメンツアーガイドの案内開始です。
マイクを使って館内にあるスピーカーからガイドの説明が聞こえるので、とても解かり易かったです。
ウィスキーの製造工程は、おおまかに
①製麦・・・大麦を発芽・乾燥させ麦芽にする。
②仕込み・・・麦芽を細かく砕き、温水と共に仕込み槽に入れ、時間をかけて麦汁をつくる。
③発酵・・・麦汁を発酵槽に移し、酵母を加え発酵させる。
④蒸溜・・・発酵した麦汁を蒸溜釜で蒸溜し、モルトウィスキーにする。
⑤貯蔵・・・モルトウィスキーを樽詰めして何年も貯蔵庫で熟成させる。
ということですが、この工場見学では②~⑤を見せていただきました。
先ず、②『仕込み』の風景
次は③『発酵』のスペースで、木製の桶を使っています。発酵の自然発生熱のせいか、ここはとても暑い。
次は④『蒸溜』です。 真鍮製の蒸溜釜がきれいです。
ここまででこの工場はおしまい。で、次の場所へはちょっと離れているのでバス移動です。(スゴ~イ!!)
着いた所は・・・『貯蔵庫』です。
この建物に入った途端、その「涼しさ」と「木の香り」「アルコールの匂い」でお酒に弱い人は
飲まずして酔ってしまいそう。
何段にも積み重ねた原酒が入った木製の樽は数えきれません。
それぞれの樽の蓋には製造年が書かれていますが、この樽は「1973」・・・ということは41年前のもの。
市販されているサントリーの高級ウィスキーは「山崎25年」や「白州25年」がありますが、
この写真の「41年もの」は一体いつどんな銘柄で使われるのでしょうか? (聞きそびれました)
さて、見学は以上で終わりです。帰りはまたバスに乗って元の場所へと戻るのですが、
最後にご褒美(?)の試飲会があります。
出発地近くにあるゲストルームできれいなおねえさん達のサービスで
「ハイボール」や「水割り」がいただけるのです。おかわりOKです。
ただし、運転する人(私もそうです)はソフトドリンクのみです。
見学申し込み時にこのタグをず~っと首からぶら下げているのです。
いよいよ飲めるぞ~!
見学自体は移動が多く、けっこう疲れるものでした。
が、しかし、、、この試飲会(20分位)で「心も体もリフレッシュ」です。
凄~く美味しかったです。おねえさん、ありがとう。そして、ごちそうさまでした。
以上で、工場見学会は終わりですが、すぐ隣の建物は「ウィスキー博物館」になっており、
そちらも入ってみました。
まず、サントリーの創業者「鳥井さん」のご挨拶の動画が来館者を出迎えてくれます。
そして、ウィスキーにまつわるうんちくやサントリーのウィスキー造りの歴史が
かなり詳しく展示されています。もう、ここで説明するのは不可能です。
是非、皆様も機会を見つけ足を運んでみてください。きっと満足すること間違いなしです。
私にとってもよいGWの1ページとなりました。
参考にサントリー白州工場のH.Pはこれです。
【 S.H 】