SSBB便り
2021.10.21.
次郎長通り商店街
静岡市清水区にある『次郎長通り商店街』
清水港の近くに清水次郎長の生家があります。そして、その生家がある通りは『次郎長通り」と名付けられ、商店街になっているのです。
概略の位置は次の地図の通りです。
JR清水駅から来ると、ここが商店街の北側の入り口です。角はたばこ屋さん。
南北の順不同になりますが、ご覧ください。
シャッターが下りているお店がとても多いです。そして、開いているどのお店も昭和的なノスタルジックを感じる佇まいです。続きをどうぞ。
こうして写真で見ると、通りの片側は電柱もなく、スッキリとしてきれいな感じですが、通りに人影が少なく、閉まっているお店が多く、淋しさを感じます。
ところで、この通りの中ほどに国登録有形文化財にもなっている『次郎長の生家』があるのです。
ここは、毎週火曜日が定休日になっていますが、入場は無料です。では、中に入って行きます。
建物に入って、すぐ左正面の壁左側に清水一家の面々の写真、右側には子分全員の名前の掛札が掛かっています。
この掛札、なんて書いてあるのか・・・チョット読みづらいです。上段の右端は「大政」でその左横が「小政」のようです。
後ろ側の壁には、次郎長の写真と説明パネルが掛かっています。
では、次の間です。
鴨居の上に掛かっている肖像画。左端が次郎長の妻(三代目お蝶さん)
「三代目お蝶さん」とは・・・。次郎長は生涯4人の妻を娶ったのですが、最初の妻は「きわ」さん、2番目が「お蝶」さん、3番目、4番目は「お蝶」と名乗らせたそうな。次郎長より17才年下の三代目のお蝶さんが最も長く23年間、妻として仕え、次郎長一家をしっかり陰で支えてきたそうです。次郎長の最期も看取り、その後81才まで生きました。
前にあった子分の掛札は読みにくかったですが、こちらは、生家内のお土産品売り場にあったもので、とても分かり易いです。右から3番目に「森の石松」って書いてあります。
最後は建物内全体を通した様子です。
いかがでしたか? 「次郎長通り商店街」というネーミングがインパクトがあり、次郎長の生家があるということで、チョット覗いてみたくなります。機会があれば是非訪問してみる価値ありです。
関連のホームページ⇒https://shizuoka.tokaido-guide.jp/shukuba
この中にある「宿場町」の内、「江尻宿」に次郎長通りがあります。
By【S.H】