SSBB便り
2022.08.23.
SUP サップ
この夏の水上のレジャーの主流が変わりました。
その名は「サップ;SUP」(Stand Up Paddlebordの略称)
お盆休み中の山梨県・富士五湖の一つ、本栖湖での様子です。


去年まではカヌーやウィンドサーフィンが多かったような気がしますが、今年はこのようにサップだらけです。遊び方は至って簡単。これは空気で膨らますので、チョット大き目のショルダーバッグのような専用のバッグに収まって、持ち運びも便利で、乗った安定感も優れているし、値段もお手頃なのが人気の要素になっていると思われます。
某メーカーのPR動画があるので見てください。
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このメーカーと別メーカーの製品です。本体の他に、パドルや空気入れもついてのセット値段です。

PR動画のメーカー品 ¥37,620

AMAZONでの最安値品 ¥26,900
いかがでしたでしょうか? 夏はコロナ禍にも無縁?のアウトドアでストレスを吹き飛ばすには打ってつけのアイテムです。特に、富士五湖周辺は標高も高く(約900m)涼しいのも魅力です。因みにこの日は平地では33℃でしたが、当地は27℃で、湖面から吹いてくるそよ風が凄く気持ちよかったです。読者の皆様も機会を見つけて是非どうぞ。
by【S.H】
2022.07.27.
伊東の海水浴場
静岡県伊豆の伊東には何か所もの海水浴場がありますが、人気のベストスリーは
➀伊東オレンジビーチ
②宇佐美海水浴場
③川奈海水浴場
宇佐美と川奈には海の家はありませんが、➀オレンジビーチには今年は4軒の海の家が出来るようです。
全国的に見て、このコロナ禍の期間、海水浴場を閉鎖したり縮小したりと制約がある所もありますが、伊東は毎年開場していて、今年は7/16からオープンしています。
上の写真は、➀の伊東オレンジビーチの様子です。
次の写真で分かりますが、沖の遠く向こう(水平線上)には初島も見える風光明媚なロケーションです。もう少し、このオレンジビーチの様子をご覧ください。
正面に浮いているこのアトラクションが気になります。子供だけでなく、大人も絶対ここに乗りたくなります。
➀伊東オレンジビーチと②宇佐美海水浴場は、どちらも国道135号に面した場所で、とても分かり易く、長い砂浜のビーチが魅力ですが、③川奈海水浴場は、国道から大分外れて分かりにくく、玉石の海辺なので砂浜とは大分趣が違います。しかし、海水の透明度が高いので、海中メガネを使っての「海中遊泳散歩」は楽しそうです。
また、上記3か所の他にも、「川奈いるか浜公園」や「ぼら納屋海水プール」なども人気があるようで、その他にもいろいろ穴場があるようです。
なお、伊東の海水浴場の更に詳しい情報は・・・
https://itospa.com/feature/detail_54.htmlhttps://itospa.com/feature/detail_54.html
by【S.H】
2022.06.29.
中部横断道と【道の駅富士川】
中部横断道は静岡県と山梨県を結ぶ高速道で、東名や新東名と中央道を結んでいます。そして、北端の双葉JCTから南へ、南端の新清水JCTから北へ少しずつ共用区間が伸びて行って、最後の未開通区間「南部IC~下部温泉早川IC」約13Kmが去年8月29日に開通し、中部横断道は全線開通しました。
ところで、つい最近になって気が付いたのですが、次の地図で分かるように、富沢IC~六郷ICの約28Kmは国土交通省が造ったので「無料」ということなのです。これは嬉しい大発見でした。

そういう訳で、今回早速その無料区間を走ってみました。
行きは国道52号にある富沢ICから入って、六郷ICで出ました。六郷ICから一般道を少し(5分程度)走れば国道52号に出ます。
国道52号にある、高速の入り口
静岡方面は「有料」、甲府方面は「無料」と書いてあります
次は、逆方面、山梨から静岡方面に向かう際の「六郷IC」での標識です。
これは一般道用の標識で、分かり易い感じがします
甲府方面は「有料」、静岡方面は「無料」と書いてあります
六郷ICを出て、国道52号を利用して、中部横断道の次のIC「増穂」のすぐそばにある【道の駅富士川】に向かいます。六郷ICからの所要時間は約20分程度です。
施設は結構大きくて立派です。入る前から期待感が高まってきます。
ここからは、施設内、特に売り場の様子を見てもらいます。
施設の入り口
お客さんで賑わっている売り場の通路
山梨の名産品「ほうとう」
山梨ではこれも有名な「信玄餅」
これは珍しいです。「山梨限定販売」ということで、つい買ってしまいました。
味や触感はまさしく「キャラメル」。しかし、濃厚で柔らかな感触は、一度お試しあれ!
甲府盆地では、このトウモロコシ栽培も有名で、一大特産地になっています。
意外や意外、「サクランボ」も結構栽培されているのです。
もっともっと紹介したいところですが、あとは皆様の目で確認に行って下さい。
帰り道(山梨から静岡方面)の車から見える高速道路の景色をご覧いただきます。


制限速度は全線70キロなので、ゆっくり走りましょう

下部温泉早川ICの出口

身延山6Km 南部11Km 静岡55Km地点

身延山IC出口
いかがでしたでしょうか? 中部横断道は山間部を走る魅力的なコースです。
静岡の人は山梨へ、また山梨の人は静岡へ。高速を使えば短時間で目的地に行ける時代になりました。それも、無料区間もあるので、それを使わない手はないです。まだ使ったことがない人は是非利用してみて下さい。
参考に、道の駅富士川のH.Pのサイトは・・・https://www.michinoeki-fujikawa.jp/
by【S.H】
2022.06.03.
甲冑堂
『甲冑堂(かっちゅうどう)』とは、一体なに?
宮城県白石市の国道4号線沿いにある、この『甲冑堂』の看板に気付いてから、かれこれ10年以上経っていて、「こんな所にどうして骨董屋さんがあるのかな?」程度にしか思っていなかったが、今回ここを通過するに際し、時間的余裕があったことが幸いし、急遽立ち寄って好奇心を治めることにしました。
これが国道4号線を仙台から東京に向かって走っていると進行方向左手に見える「甲冑堂」の看板です。(写真左隅の赤丸部) ここを過ぎると、もうじき福島県に入ります。


国道から左に折れて、少し下った所にその「甲冑堂」はありました。そして、それは坂上田村麻呂を祀る田村神社境内にある「お堂」だったことが判明。
なんだ、そうだったのか。決して「骨董屋さん」ではなかったのです。先ずは神社の境内にある説明書きを読んで、その謂(いわ)れを知ることにしました。
それに依ると・・・源義経の家来の福島県飯坂城主の佐藤元治の子、継信・忠信は義経の身代わりとなって、敵に討たれました。その母がこれを嘆くのを見て、兄弟の妻、楓と初音が夫の鎧、兜をつけて老母を慰めたと伝えられています。甲冑堂には、継信・忠信が着用したという甲冑と、兄弟の妻たちの美しい甲冑姿の木像を安置しあるとのこと。
ということで、「なるほど」です。今NHKテレビで放映中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に通ずるものがあります。
次の写真が奈良の法隆寺夢殿に似た、六角堂の「甲冑堂」とその内部に安置されている兄弟の妻、楓と初音の像です。訪れた日は生憎中は見れなかったため、写真は「しろいし観光ナビ」からの転用です。

更に、甲冑堂は松尾芭蕉の「奥の細道」の一つにもなっており、境内には芭蕉の紀行文にある、二人の妻のことを謳った歌碑もあります。「ふたりの嫁がしるし まず あわれなり 女なれども かいがいしき名の 世に聞えつるものかなと 袂をぬらしぬ」と書かれています。
さして、広くない境内ですが、訪れた日(5月上旬)は春の花が品よくきれいに咲いていて、また、あまり知られていない所のせいか、誰も訪れる人もなく、静かに鎌倉時代に思いを馳せるにはもってこいの状況でした。
以上、小生の好奇心を満たすには十分な内容でした。歴史好きの皆様にとっても「新事実発見」になったことと思われますが、さて如何でしたでしょうか?
参考に、「しろいし観光ナビ」も紹介しておきます。
https://shiroishi-navi.jp/detail/detail_2530/
by【S.H】
2022.04.21.
藤枝市郷土博物館【静岡の鉄道展】
静岡県内の鉄道の歴史を知ることができる展覧会が藤枝市郷土博物館で開催されているので行ってみました。
通常は入館料(大人200円)が必要ですが、すぐ隣の蓮華寺池公園で開催されている藤祭りの期間中(4/16~5/5)は入場無料なのも嬉しいです。では、さっそく入館してみましょう。
まず最初に目飛び込んできたのは、昔の東海道線を走っていた特急こだまの大きな映像と先頭部のミニレプリカ。それと、古い車両の鉄道模型です。
明治時代の蒸気機関車、陸(おか)蒸気
東海道本線の古い電気機関車と初代の新幹線
次は、東海道本線のあれこれ
そして、昔は鉄道旅の楽しみ「駅弁」のコーナー
次に、県内の地方鉄道の鉄道模型です。大井川鉄道を始め・・・。県内の人には馴染みのものです。
そして、静岡市民の足、静岡鉄道(通称;しずてつ)です。
県外のマニアが制作した貴重なミニジオラマ。全てが架空のものではなく、当時実在した駅などの風景をモデルにして作ったものだそうです。よくここまで作り上げたものだと感心します。
そして、藤枝が自慢する「新幹線の原点のまち」の内容を説明したパネルや模型
こんなものもあります。『軽便鉄道」 大正2年(1913年)から昭和45年(1970年)まで藤枝を走っていた藤相(とうそう)鉄道、後の駿遠(すんえん)線の歴史を内容濃く説明してあります。一時は藤枝から御前崎を経由し、袋井までの約65Kmを運行されていたそうで、沿線の人たちには便利な生活の足として存在していました。
それをジオラマでも復元しています。
実は、いろいろな鉄道模型を運行する「鉄道模型運転会」のイベントが、土曜・休日にあります。平日はなかったことが残念です。 詳しい内容のチラシのPDFがあります。
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/material/files/group/125/shizuokanotetsudouten2022.pdf
さて、この郷土博物館は、文学館も同居していて、通常は「藤枝ゆかりの文学者」を常設展として紹介していますが、現在は「藤枝の文学者三人展」が開催されています。勿論こちらも入場無料です。その中で、小川国夫氏は若いころ、パリに留学して、イタリアや東欧へバイク旅をした経験から書いた本「逸民」も出ているそうで、その紹介は興味ひくものでした。
最後になりましたが、ここは静岡県中部では有名な蓮華寺公園に隣接していて、この博物館のある高台から見下ろす風情ある蓮華寺の景色は素晴らしいです。休日中は沢山の人出で駐車場に行きつくにも大変な時間を要するはずなので、それを覚悟して、休日にいくか、ゆっくりと平日に行くか、じっくり検討して行ってみてください。
by【S.H】