SSBB便り
2015.05.20
道の駅 釜石仙人峠
先日のGW(ゴールデンウィーク)に岩手県釜石に行ってきました。
そして、4月21日にオープンしたばかりの道の駅「釜石仙人峠」にも寄ってきたので、今回はそのぴっかぴかの施設を紹介致します。
先ずは国道283号沿いに建つこの標識
道の駅のサブタイトルに「アユ踊る清流と甲子柿の里」と書いてあります。
「アユ踊る清流」とは道の駅の側を流れる「甲子(かっし)川」
「甲子(かっし)柿」とはこの周囲の地名「甲子(かっし)」で作られる柿のこと。
甲子柿とは・・・www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141022_32039.html
ところで、「アユ踊る」の文字のバックがやけに白いのはなんだろう?
近付いて注意深く見てみると・・・
写真では判り難いですが、肉眼で見ると、「アユ踊」の下に、「アユと踊」と書いてあるのがよく判ります。
つまり、最初は「アユと踊る」と書いて、この標識を取り付けた後に、これではマズイとのことで、「と」を消す手段として、一旦「アユと踊」を白いシートで消して新たに「アユ踊」と書き直したのだろう。
それにしても、いかにも「直した」ということがハッキリ分かるのは何とも情けない直し方で、他に方法がないのでしょうか?
さて、道の駅に車で進入すると、だだっ広い駐車場に気付かされます。
駐車場全体の中央部には駐車枠がなく、広々としている。災害等の緊急時やイベント開催時にはいろいろな使い方ができそう。
駐車場の縁にある防護柵の外側は標識に書いてあった「清流」甲子川です。
駐車場内に建つ観光案内板です。
釜石はサツマイモのような形をした岩手県の沿岸南部にあります。
いよいよ変わった屋根の形をした建物に入ります。
変わった屋根の割には平凡な入口で、いまいち盛り上がりません。
ドアを開けて入るとすぐに、この近くで産出する『仙人秘水』の段ボールの山
この『仙人秘水』のメーカーが「釜石鉱山」とは面白い。最近では鉱山で岩石を採掘するより、水をボトル詰めした方が儲かるのでしょうか?
玄関を抜けると、最初に資料展示スペースが目に飛び込んできます。
現在話題になっているユネスコ世界遺産登録の「明治日本の産業革命遺産」の一部としての釜石・橋野高炉跡のポスター
明治時代?ドイツ人某地理学者が作成した東北の地質図のポスター
近代製鉄の父・大島高任(たかとう)氏。この地で日本で最初に洋式高炉を造った人。
釜石伝統芸能『虎舞(とらまい)』のミニチュアレプリカ
釜石は漁港としても有名。そして、干物も。
あわびとウニをたっぷり使った『三陸海宝漬』
全国的にも有名になりつつある『釜石ラーメン』のお店も出展しています。
釜石伝統芸能「虎舞」のお菓子(サブレー)『はねとら』(左)と『釜石ラガーボール』(右)
最後に・・・ぴっかぴかのトイレ 資料・物販館とは別棟にあります。
洗面器の下にはこんな装置がついていて、冬場でも水道管の凍結防止だけでなく、蛇口からいつも温水が出るようになっています。
暖かくてホットH0tします。
うれしいな~。
最近流行(?)の個室のドア 半回転式スライドドア
ドアが外側に膨らんで見えます。
ドアを開け切った状態
個室の内側から見た状態。
ドアの開け閉めは、馴れないとちょっと面倒だけど、個室内は広く感じて、いい感じ。
新しい施設はやはり新鮮さがあり、ワクワクするものです。
今まで、この近辺には道の駅がなく、釜石に行くたびに不便さを感じていましたが、
これからは一安心です。
それも、内陸から釜石に入るルートの釜石の入り口にあるこの場所の設定は最高です。
この地を訪問する際には是非立ち寄ってみてはいかが。
by【S.H】