SSBB便り
2016.07.07.
猛暑対策の助っ人
梅雨はまだ明けませんが、太陽が少しでも顔を出したら、その時はもう夏本番です。
特に我が家は東側の窓からの朝日が強烈です。その対策として、遮光ネットの効果は絶大です。今回は、それを紹介します。
ホームセンターで購入した、黒い遮光ネットを竹竿に取り付けて、窓やガラス戸の外側の軒天井から吊るすという、とても単純な構造です。
遮光ネットを吊るす前の状況で、朝日がガンガン当たっている和室の外壁です。遮光ネットがない時は、朝日の暑さでとても寝ていられないくらいです。

ここに『巨大のれん』のような遮光ネットを吊り下げるわけです。

このように、『巨大のれん』の両端のロープで、遮光ネットの上げ下げが簡単にできます。風が強い時や、曇天の日にはロープを緩めてネットを下まで降ろせます。

軒天井のロープを掛ける部分のパーツは木材と竹を組み合わせて自作したものですが、かなり高い所なので、それを軒天井(内側に桟木があるところを狙って)に取り付けるのが一苦労でした。

こちらはリビングの外側で、ベランダにもなっており、洗濯物を干したりするために、ほぼ毎日使っているスペースです。

左側の「窓」の部分と右側の「ガラス戸」の部分それぞれに遮光ネットを取り付けました。

右側のガラス戸の部分からは、室内のリビングと外のベランダを行き来できるように遮光カーテンの下端はフワフワとフリーになっていて、のれんを手で払いのけるようにしながら出入りするのです。
遮光カーテンの上部の造りはいたって単純で、軒天からぶら下げたロープに竹竿を引っ掛けるだけです。


最初に見てもらった和室の部分とは違い、こちらはロープで上げ下げは出来ず、下げたいときは椅子に乗って竹竿を降ろすのです。チョット面倒かも・・・。
遮光ネットはホームセンターでかなり安く手に入ります。幅は2mで決まっていますが、ロール状のものを10センチ単位で必要な分だけ買えるので、とてもリーズナブルで便利です。
ネットの種類には遮光率が概ね90%、75%、60%のものがあり、我が家のものは60%のものを使いました。
値段は遮光率が高いほど高く、低いほど安くなっています。
ネットの拡大写真です。

こんな感じで外側が透けて見えます。

遮光ネットの効果がよく分かるように、ネットを半分降ろした状態です。

いかがでしたでしょうか? 実はこの遮光カーテンは2年前から使っており、シーズンオフには物置にしまってあります。毎年、今頃取り付けていますが、ネット自体はほとんど傷んでないので、まだまだ何年も使えそうです。
また、ネット通販で見たところ、周りに縁が付いてハトメもある丈夫そうなものも結構安く買えるので、もし今のものが壊れたら、今度はそんな補強の廻り縁の付いたものを使ってみようかと思っています。
ネット通販「楽天」の遮光ネットのページです。
search.rakuten.co.jp/search/mall/%E9%81%AE%E5%85%89%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88/
説明するまでもありませんが、陽射しが和らぐことは、エアコンのスイッチを入れる頻度が少なくなったり、エアコンが作動中でもその負担が軽くなり、電気代が安くなること間違いなしです。そのビフォア・アフターの数値の比較表がないのが残念ですが、省エネ対策としてAクラスであることは保証します。
こんないい方法を使わない「テ」はないですよ。
我が家は朝日対策でしたが、西日対策にも絶大な効果が期待できます。
是非とも、お試しあれ!!!
【S.H】
2016.06.13.
今時の小田原&御殿場
6/4~6/19の期間、神奈川県小田原市では
小田原城あじさい花菖蒲まつりが開催されているという情報を得て、
6/12、小田原に行ってきました。城址公園の東側には立派なお濠もあるのですね~。

城址公園南側にある銅門(あかがねもん)です。天守閣へ通じる登城ルート上に設けられた二の丸の表門で、扉の飾り金具に銅を使用していたことから、この呼び名が付いたそうです。

この門をくぐると・・・正面に遠く天守閣が望めます。
この写真は望遠でアップにしていますが、実際は結構小さく(遠く)見えます。

さて、今回のお目当ての城址公園内にある、あじさい花菖蒲まつりの会場の『花菖蒲園』です。
チョット花菖蒲の花が少ない感じですが、なかなかのロケーションですし、かなりの人出でした。


花菖蒲は大したことはなかったけど、すり鉢状になった斜面に咲いている色とりどりのアジサイはとても見ごたえのあるもので、感動しました。

これ、凄くきれい!!!

花菖蒲はまだ早いのか、パラパラでちょっと寂しく残念でした。


実は、今回ここに来たのは、もう一つの目的があってきたのです・・・。
それは、この『花菖蒲園』の会場で有名なアコーディオン奏者のチャリティーコンサートが午後4時からあるということで、1時間以上も前から来たのに、そんなイベントがある様子が全然ないのです。
会場の係員とか、出店の人などに聞いても、さっぱり分からないので、まつりのチラシの問い合わせ先(市の観光協会)に電話して確認すると、その内容のコンサートは今年のものではなく、大分前のものだったことが判明。ネットを見て、私がプリントしてきたチラシには、どこを見ても何年かは書いてありませんが、6/12(日)は間違いありません。
でも、日にちと曜日が同じだった「年」って、一体何年前???
がっかりでした。すごくがっかりです。
これからはネットの情報は他の方法でも確認するなど、慎重に扱わなければならないと感じました。反省。
今日は富士宮から御殿場経由で車で着た訳ですが、帰りも同じルートで帰途につきました。
すると、御殿場でいつの間にか東名・御殿場IC付近に新しいお店が出来ているではありませんか。。。
「試食できる」の看板に反応して、早速、入店。


そう、『えびせんべいの里』というお店ですが、どうして御殿場に・・・
そして、お店とは言ってもその大きさが凄い。何かの公共施設のような・・・

これは一般客用の車の自走式立体駐車場

こちらは観光バス用の駐車場。結構な人出です。
質素な正面玄関ですが、ひっきりなしにお客さんが出入りしています。

中に入ると、まるで空港か駅のロビーか、と思わせる空間

売り場には、数え切れないほどのいろんな種類のえびせんべいの数々。
それがほとんど試食できるようになっています。これはたまりません。
もしも、聞かれたら恥ずかしい位、試食してしましました。

単品がメインですが、小袋に入った色々な種類のえびせんべいが大きな袋に入ったミックスものも大中小ありました。

数ある中でも、新発売のこの『キャラメルせんべい』は他の共通した塩味ではない独特の甘さがGoodでした。
そして、このお店のもう一つの特長・いいところ。
2階にゆったりとした休憩スペースがあり、セルフサービスでお茶やコーヒーが何杯でも飲めるようになっているのです。観光客にはたまりません。


てなわけで、小田原ですっかり気落ちした気分が、御殿場でカラッと気分が晴れて(随分と単純です)富士宮へ無事に帰還できました。いい日(?)でした。
これが試食して一番気に入って購入した『キャラメルせんべい』¥324です。

2016.05.13.
リンゴとみかん
先日のG.W.に岩手県に行ってきました。
岩手県南部に位置する奥州市(旧;水沢市)の県道沿いを車で走っていると、こんなミニリンゴ園が目に飛び込んできました。(岩手県のリンゴの生産量は全国4位)
リンゴの花がほころび始めたようです。


近付いてその花をアップで・・・


凄くきれい。 ほんのりと薄紅を指したような上品な色合いです。
うっとりと見とれてしまいます。
岩手から静岡の富士宮に帰ってくると、こちらではみかん系(甘夏、ハッサク、スルガエレガント)の花がほころび始めたところです。
(これは我が家のみかん系の木で、左側の斜面はツツジです)


上の写真の中に白い花が点在しているのが分かるでしょうか?
近付いてみましょう・・・


どうでしょうか? 真っ白な小さな花は可憐で愛おしそうに咲いています。
皆様の好みはどちらですか? リンゴ? それとも みかん?
両方並べて見てみましょう。

リンゴの花

みかんの花
こうして並べて見ると、ウチのみかんはリンゴに負けそうですが、それぞれに「良さ」がありますよね。。。
ところで、歌の世界では・・・
リンゴに関しては
リンゴの唄(♪赤いリンゴに 口びるよせて~)⇒並木路子と霧島昇が歌いました。
リンゴ追分(♪リンゴのはなびらが~ 風に散ったよな~)⇒美空ひばりの歌です。
津軽のふるさと(♪りんごのふるさとは~ 北国の果て~)⇒これも美空ひばりです。
一方、ミカンに関しては
みかんの花咲く丘(♪みかんの花が~ 咲いている~)⇒川田正子が歌いました。
ヒット曲の多さでもリンゴに負けそうなみかんです。。。
昭和21年に静岡県富士市出身の加藤省吾が作詞した「ミカンの花咲く丘」ですが、当時(昭和20年発表)東京市出身のサトーハチローの作詞でヒットしていた「りんごの唄」が大ヒットしており、加藤省吾が先ずイメージしたみかんの歌はみかんの「実」の方を扱えば、彼の先輩に当たるサトーハチローから「二番煎じ」と嫌味を言われる恐れがあり、作詞をした8月はみかんの実がなっている季節ではあったが、あえて「実」ではなく「花」の方を主題にすることにしたそうです。
作詞家の観点から見ても、やっぱりリンゴに負けそうなみかんです。
でも、頑張るぞ~! 負けるな 静岡! 負けるな みかん!
さて、【サトーハチロー記念館】が奥州市より少し北の北上市にありますが、いつか行こうと思いながら、今回も近くを通りながら、寄りそびれてしまいました。
次回こそ寄ってみたいと思っているところです。
さて、皆様は植物としてのリンゴとみかん。又は歌としてのリンゴとみかん。
どちらのどちらに関心が高いでしょうか?
【S.H】
2016.04.05.
二つのスマート I C
先月、静岡県内の東名高速に二つのスマートICがオープンしました。
◎3/12には大井川焼津藤枝スマートIC
◎3/19には愛鷹(あしたか)スマートIC
通常、スマートICというと、富士川SAや遠州豊田PAのように、サービスエリアやパーキングエリアを利用して造られることが多いのですが、『大井川焼津藤枝』はSAでもPAでもなく、本線から直接出入りするスマートICなのです。
本線直接のスマートICは東名高速では初めてとのこと。
そのスマートICを案内する標識がこれです。
先ず、焼津の国道150号に付けられた『大井川・・・』の標識。この先右折です。


反対方面からの標識。この先左折です。


そして、沼津の愛鷹スマートIC


反対方面からの標識


撮影時はこの国道1号沿いに延々と植えてある桜並木が満開で、その桜で標識が霞んで見えたような気がしました。
同じ時期に静岡県内に二つものスマートICが出来るとは、高速を利用するドライバーには嬉しいことに違いありません。
しかし、その名称『愛鷹』はいいですが、『大井川焼津藤枝』はいただけないと思いませんか?
地元の関係者たちの要望を全部取り入れた結果、こうなったと推察しますが、利用者としてはその名称が覚えにくいことこの上ない。利用者無視と言われても仕方ないです。今からでも変えて欲しいくらいです。
でも、まあ便利になったことは事実で、いいことです。機会を見つけて利用しましょう。
このスマートICの位置関係やもう少し詳しい内容は・・・
travel.watch.impress.co.jp/docs/news/20160125_740516.html
【S.H】
2016.03.07.
春の丁子屋
丁子屋(ちょうじや)と云えば・・・

知る人ぞ知る。。。歌川広重作『東海道五十三次』の日本橋から数えて(日本橋を含めて)21番目の宿【鞠古】(現;静岡市駿河区丸子)の茶店とされる『丁子屋』です。
前々から気になっていた、この『丁子屋』でやっと『とろろ汁』をいただく機会が訪れました。
国道1号沿いに面した大きな看板が目に入ります。

風格のある店構えです。

駐車場に面した建屋の1階にはちょっとしたお土産屋と、、、こんなものの展示もしてありました。
「人力車」と「駕籠(かご)」です

それから・・・五十三次の絵にある茶店(丁子屋)でとろろ汁を食べている人物のモデルとなった「弥次さん、喜多八さん」が出てくる、十返舎一九の「東海道中膝栗毛の記念碑も・・・

いよいよ、お店の入口へ・・・(なかなかの風情を感じます)

入口のドアは・・・

手で横にスライドさせて空けるのですが、あとは自動で閉まるという、「半自動」とのこと(笑)
そして、お店の中はこれまた、雰囲気がありますよ。


表通りに面した障子に配置された小さな『絵』がなんとも面白い。近くに寄って「なになに?」と覗き込んでしまいます。




いよいよ、今日のメインイベント!・・・とろろ汁です。

5種類ある定食の内の「丸子」¥1,440(税込み)。これで二人前です。とろろ汁以外はチョットした香の物とお味噌汁だけですが、ご飯は麦飯でお櫃(ひつ)に入って出てきます。
これだけですが、いざ食べてみると、美味しいだけでなく、ボリュームが凄い。残さないで食べるのに一苦労でした。
とろろ汁で満足した後は、腹ごなしも兼ねて、国道1号を挟んで向かい側にある「丸子梅園」へ・・・


この梅園は南向きの崖に面した梅園で、丁子屋とはほとんど関係ないようです。尾形光琳の「紅白梅図」に魅せられた(元)園主が各地から蒐集した個人の梅園で、340種、約800本の梅の木が植えられています。品種の多さにはびっくりします。


但し、この梅園は昨年あたり(?)に、宗教法人の手に渡り(工事看板には「宗教法人 法華門流」と書いてあります)、今年は園内が工事中につき立ち入り禁止になっていて、園外から見るだけですが、とてもきれいでした。
梅園入口はこんな風で、中に入れないのはなんとも残念でした。

