SSBB便り
2016.12.05.
清水みのる
清水みのる と言えば、我が静岡県を代表する作詞家です。
童謡『森の水車』:::コトコトコットン♪コトコトコットン♪・・・の作詞家として広く知れ渡っている先生で、静岡県浜松市の出身です。(作曲;米山正夫)
さて、その先生が子供の頃通っていた浜松市西区にある伊佐見小学校を尋ねる機会がつい先日ありました。

先生が通っていた頃は、ここは伊佐治村と言い、その後、湖東村になり、昭和35年に浜松市に編入されたそうです。そして、ビックリすることはこの小学校は昨年、創立140年を迎えたとのことで、地方にあれどもその歴史はかなり立派なものです。
事前調査で、この小学校に清水みのるの部屋なるものがあり、先生にまつわる資料が置いてあるとのことなので、訪れることにしたわけです。ちょっとした『記念館』的なものです。
先ず、校門をくぐり目についたのがこの校歌の歌碑です。『清水みのる 作詞』ときちんと彫られています。

『清水みのるの部屋』の案内板等は特に見当たらないので、とりあえず校舎の正面玄関を入り、職員室にいた人(多分先生だと思います)に用件を話すと、「いつもは鍵をかけているので・・・」と丁寧に部屋まで親切に案内していただき、部屋の鍵を開けて、「展示物のコピーが必要なら言ってください」とのこと。そして、部屋の中に置いてあるラジカセのスイッチをいれて「森の水車」の音楽が流れるのを確認して、先生は職員室へと戻って行ったのです。
こんな質素な看板がついていました。多分、以前は教室だったに違いありません。

入って目についたのは、勿論、先生の写真・・・なかなかハンサムだったようです。

次に、壁の上の方に掲示してあるこの書状(まるで張る前の障子紙に長々と書いたようなもの)にも目が行きました。サトウハチローからの文ですが、実際にこれを書いた人は別の人みたいです。横にかなり長いものなので、写真を4枚に分けて撮りました。




「清水みのるは山の上から流れてくる美しい水みたいな男です」に始まり、最後には「僕は清水みのるのような無理のない男の詩を心から愛しています」サトウハチロー詩 と書かれています。
調べてみたら、サトウハチローと清水みのるは同じ1903(明治36)年生まれで、同じ時代を生きた人で、同じ作詞家として親交があったようです。
さて、清水みのるはコトコトコットンの童謡だけではありません。あの時代の有名な歌謡曲を何曲も作っています。先ず、戦後間もない昭和21年に『ばたやん』こと田端義夫が歌って大ヒットした『かえり船』(作曲;倉若晴生)の作詞が有名でしょう。

かえり船 オース 田端義男 と書いてある色紙です。
色紙の額には田畑義男の名刺と、一緒に写した写真も貼ってあります。
この歌の他にも
◎「星の流れに」(作曲;利根一郎、唄;菊池章子)
◎「月がとっても青いから」(作曲;陸奥明、唄;菅原都々子)
◎「雪の渡り鳥」(作曲;陸奥明、唄;三波春夫)
などを作詞し、昭和歌謡として、今でも根強い人気があります。
他にもレコードやら歌詞カードやらかなりの資料が保存・展示されていますが、この部屋には清水みのるとは全く関係ない次の資料も展示してあったので、紹介しておきます。



大正時代にこの近辺でナウマンゾウの化石(牙やその他)が見つかり、それを展示してあるのです。
展示物の牙などより、発掘に携わった人たちの写真がとてもリアリティーに溢れたもので、これに一番興味を惹かれてしまいました(笑)
さあ、いかがでしたでしょうか? 興味のある方は是非、清水みのるの部屋
行ってみてはどうでしょう。東名高速・浜松西インターからほど近い所です。
【S.H】
2016.11.06.
ラジオエフ
皆様はラジオを聴きますか?
そして、静岡県の富士市、富士宮市地区で聴けるFM放送『ラジオエフ』88.4MHはご存知でしょうか?
この狭い地域でしか受信出来ないので、静岡県内の方々でさえその存在を知る人があまり多くありません。
しかし、11/3、ラジオエフの開局11年の記念日にインターネットを利用して国内(あっ!国外でもOK)どこでもパソコンやスマホで放送を聴けることになったのです。ラジオエフのホームページの『インターネットで放送を聴く』のバナーをクリックすれば簡単に聞けるのです。
ラジオエフのホームページは⇒⇒⇒ www.radio-f.jp/web/index.html
但し、午前9時前と、午後9時以降は東京のJ-WAVEの番組を放送をしていて、この時間帯はインターネットでは聞けません。自主制作の午前9~午後9時まで聴けます。
さて、その番組の中で毎週火・水曜日のAM11:00~11:30に『 f エリアで会いましょう』という公開放送があります。
富士市、富士宮市の各所に美人キャスターと美人ドラオバーのコンビがハデハデの中継車で訪れ簡易ブースを作り、ご当地のゲストと共にライブ放送をする趣向です。
先日(11/2)、富士宮市のJA富士宮・杉田支所にそのハデハデがやってきました。
JAの建物の正面と側面(駐車場側)です。


敷地内には・・・流石、JAです。コイン精米機もあります。

そして、これがハデハデ・ケバケバの中継車です。なんと表現したらいいか・・・。


噂の(?)美人キャスターと美人ドライバー(兼、エンジニア)です。



当日は、うす曇りでチョット肌寒い天気の中、お姐さん方はしっかり防寒対策をしてのお仕事ぶりでした。
当日のゲスト・JAの方が銀杏栽培に関する興味深いお話をしてくれたり、JAの優しいおねえさんがライブを見に来てくれたギャラリー全員に温かい緑茶を振舞ってくれたりと、なかなか楽しい時間を過ごせました。
このコンビは次回(11/16)富士宮市の商店会が主催する『十六市(じゅうろくいち)』にやって来るとのこと。JR身延線・富士宮駅の近くにブースを設けるらしいです。
来るのはなかなか難しい方は、まず、放送を聴いてみるのをお勧めします。
聡明で品格のあるキャスターのVoiceは聞きごたえがあるはずですから。
今回、FM局がラジオではなくインターネットで聴けることを知った訳ですが、全国のFM局を簡単に聞けるサイトを見つけました。ここで、各地の局を聴いてみるのもチョット面白いですよ。
全国のFM局のサイト⇒⇒⇒ www.jcbasimul.com/
テレビ派の人も、たまにはラジオを聴いてみると、新しい発見があるはず。
そして、新鮮な情報源として活用してみてくださいね。
【S.H】
2016.10.21.
大石寺(たいせきじ)
静岡県富士宮市にある『大石寺』はご存知ですか?
実は私の自宅から2Kmほどの所に大石寺があるのですが・・・
その入り口に、工場か?倉庫か?のような大きな建物がいつの間にか建っていました。
国道469号沿いのこの白い巨大な建物です。

建物の横側からみたところです。

正面に回ってみましょう。オフィスビルなら10階建てに相当する高さです。

なになに??? 大きい文字で何か書いてあります。

このように、平成33年が日蓮大聖人の生誕800年に当たる年なので、それに合わせて入口の『三門』の改修工事をしているのですが、その工事をするために、『三門』をこの巨大な建物ですっぽりと覆ってしまったのです。つまり、この建物は仮設の覆いの建物なのです。
説明書きによると、改修工事は平成32年12月31日となっていたので、生誕800年の前の年には完成させるようです。
この写真は『三門』で、上の写真の巨大な仮設の建物の中に入っているのです。

そういう訳で、現在『三門』を通ったり、中を覗いたりすることは出来ませんが、その周囲は自由に見学することは問題ありません。
なので、ちょっと周囲を歩いてみると・・・これは『三門』の裏側の『三門』に平行した通りです。

そして、『三門』を背にして歩く境内中央を南北に貫く『中参道』です。これを進んでいくと、本殿のような『三影堂』があります。

どうです。どちらもなかなか風情のある、歴史を感じる素敵な場所です。
ところで、入り口付近の境内の案内板を見ると、『三門』の大改修工事の他に現在、『五重塔』の改修工事も行われているとのこと。
では、そちらの方も拝見しようと・・・歩くは歩くは・・・かなりの距離でした。
途中の杉(桧だったか?)林はよく手入れされていて、とてもきれいです。


あっ! 何か見えてきました。


これが『五重塔』の改修工事中の様子です。とても大きくて、凄いです。こんなところで、こんな大きな工事をしているんですねえ。
こちらの方は今年の12月31日が完成予定のようです。
この仮設足場(覆い)の中の『五重塔』は・・・こんなです。

こんな山奥にこんな立派な『五重塔』があったなんて、知りませんでした。
今年中に完成するようなので、完成したらすぐにでも見に行きたいと思っています。
今回は、我が家の割と近い所で、こんなに凄い工事をしているのをあまり気が付かずにいたことを恥じると共に、早く無事完成して、我々の目を楽しませてくれることを願っています。
工事前の写真はウィキペディアからの転載ですが、他は全て自分の足で歩き回り撮影したものですが、とにかく広大な境内につき、撮影のために歩き回った結果、足がガクガクでした。(情けないですトホホ)
工事は別として、境内・中参道の枝垂桜とお寺南側の駐車場のソメイヨシノは圧巻です。
その季節に是非お越しください。
なお、大石寺についての解説は・・・大石寺のホームページか次のウィキペディアがいいでしょう。
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9F%B3%E5%AF%BA
【S.H】
2016.09.15.
メガネのようで、メガネでない・・・
年を重ねてくると、遠くても近くてもだんだん目が見えなくなってきて、色々なものを見るのに大変苦労します。
なので、我々シニア世代の多くはパソコンのホームページの大きさは標準でなく、120%とか150%に設定したり、ケータイの文字は「大」とか「特大」に設定していますよね。
しかし、どうにもならないのが印刷物や細かい部品。設定しようがありません。特に何かの説明書を読んだりするのには虫眼鏡(天眼鏡)は必需品です。
ところが、細かい部品をいじったりする場合は、虫眼鏡だと片手がふさがっているので、片手では部品をいじるのに大変苦労するわけです。
そこで、つい最近、こんなもの【HAZUKI】ハズキルーペを手に入れました。
最近、何かと話題の多い石坂浩二さんが、テレビのCMでこの商品のコマーシャルをしているので商品名をご存じの方も多いかと思いますが、製品の良さはテレビではあまり伝わってこないような気もしていました。
ところが、ある大手家電品ショップでこの商品が置いてあったので、手に取って実際かけてみると、その良さがとても分かりました。虫眼鏡に比べたら、その視野の広さは圧倒的に大きいし、印刷物の文字は少し大きくなる(1.6倍)だけですが、その鮮明さは予想以上で、感動ものでした。
これがその実際の写真です。
これは見ての通り、新聞記事ですが、実によく見えます。
この良さの他に、レンズもフレームも柔らかくて丈夫な樹脂で出来ているので、間違って足やお尻でつぶしても壊れないらしいのです。(もったいなくて実験していません(笑)
ただし、最大の難点がひとつ。。。値段が高いのです。
定価 ¥10,980(税込み・送料別) 個人差はあるでしょうが、私にとっては大分高い買い物です。
大分悩みましたが、とあるカードのポイントがほぼこの位溜まっていて、それで買えることが分かったので、思い切って購入しました。
使い心地、使い勝手、どちらも満足しています。
決してメーカーの回し者ではありませんが、久しぶりに良いものに巡り合ったことを伝えたかっただけです。
メーカーのホームページ
www.agport.co.jp/hazuki/hazukiloupe.html
※実際に購入する場合はamazonや楽天などのネット通販だと新品で20%引き位で買えます。
【S.H】
2016.08.07.
今年のミニトマト
今年はミニトマトの成長ぶりが凄くてびっくりしています。
我が家のミニミニ家庭菜園に毎年ミニトマトの苗を春に植えて、この時期に毎日その実を採るのを楽しみにしているのです。
さて、どの位の成長ぶりかというと・・・


上の写真だけではイマイチよく分かりませんので、モデルの登場です。
(モデルといっても、恥ずかしくも私が本邦初出演(?)です)



だいたい分かって頂けたと思いますが、(中肉中背の)男性が手を目いっぱい伸ばしても更に30cm以上上に育っています。隣のマキの垣根を追い越す勢いです。過去10年毎年ここにミニトマトを植えていますが今迄こんなに大きくなったことはありません。
今迄、菜園に苗を植え付ける前には、一応土を耕して畝を作るだけで、特に何もするわけでなく、少し大きくなった時に苗が風雨で倒れないように苗のすぐそばに支柱を立てること位でした。
しかし、今年は土を耕す時点で、苦土石灰(くどせっかい)と化成肥料(チッソ、リン酸、カリ混合)を十分に入れ込んだのと、次の写真で分かるように、畝の部分にはマルチシート(黒いビニールシート)をかぶせたのです。(肥料やシートは全てホームセンターで購)
なお、苗は全部で6本植えました。

そんなこんなの手間を掛けたせいか、今年は例年になく大きく成長したのだと思います。これから先、どこまで伸びていくのでしょう? でも、伸び過ぎは困りものです。実の収穫に困ります。

この写真の撮影は約1週間前で、その時点では数えるくらいしか収穫出来ませんでしたが、現在ではこんな美味しそうなミニトマトの実が毎日収穫出来て、我が家の食卓を賑わしているところです。
結論。野菜や果物はそれが植わっている土が重要だということをしみじみ知らされました。
土作りや畝を覆うシート・・・来年も頑張ろうっと!
by【S.H】