SSBB便り
2015.09.01.
鉄道模型
大人になってもこの趣味は忘れられない
先日(8/30)、静岡県富士宮市 芝川図書館で鉄道模型の展示・走行会が行われたので、見てきました。(若い頃に少しやっていたので・・・興味あります)

会場の芝川会館は旧・芝川町役場です。

この中に市立芝川図書館と市役所の芝川支所が入っています。
早速中に入っていくと、ポスターが・・・



会場は3階ですが、エレベーターはなし。
健康にはGOODです。
鉄道模型を知っている人ならすぐ解かる
HOゲージです。
この部屋(会議室)を目いっぱいに使い、ぐるっと一周したレールです。
ちびちゃんを連れた親子連れのお客さんが目につきます。

かつて東海道線を走っていた懐かしい電車

現在よく見かけるコンテナ専用の貨物列車


上り・下りの列車がすれ違う様子を見るのは走行列車を鑑賞する醍醐味です。

今回特に感心した駅前の風景でのこのバス。
この周辺や静岡県東部を走っている富士急静岡バスの路線バス。よく出来ているなあ。


廊下を隔てたこちらの部屋(会議室)には
Nゲージだけの鉄道模型で、新幹線もある。
やはり、子供たちには新幹線が人気。すぐ間近にせまり、もう少しで触っちゃいそう。
周りにいる大人や展示関係者はヒヤヒヤ。

こちらは所狭しと並べられたレイアウトと列車たち



一部分だけこんなジオラマがありました。これがあると列車がぐんと引き立ちますが、今回はジオラマが少なかったのは残念でした。

ところで、この会場の芝川図書館にこんなキャッチフレーズがあるのを初めて知りました。

『鉄道が見える図書館』だって!

この前を通過するJR身延線の列車時刻表もあるんです。
・・・で、時計を見たら、あと5分で電車が来る。
ということで、本を見ながら列車を見ることにしたら、ちゃ~んと(当たり前か)来ました。
ガラス窓のすぐ前を列車が通過していくんです。


この鉄道模型の展示・走行会は年に1回か2回開催されているそうです。
主催者は沼津や三島方面からも来ているこの地域の同好会的な趣味のサークルの人たちです。
こんな片田舎の町に、親子連れの大勢の人たちに楽しみを与えてくれるのはとてもいいことです。今後も皆様のご活躍を期待します。
また、『鉄道が見える図書館』は田舎にしては蔵書がふんだんにあります。
特に現在は、特設の「鉄道コーナー」の書籍が目をひきました。
機会があれば、皆さまも是非どうぞ。
【S.H】
2015.08.01.
標識の秘密
道路に建てられている道路標識のいろいろな疑問を解き明かそうという、
標識の秘密が7月29日発売の【キャンプカーマガジン】という
キャンピングカー専門誌に掲載されました。
これがそのキャンプカーマガジン2015 September Vol.51 の表紙です。
121頁に今回初登場の標識の秘密が載っています。
いかがでしたか? 少しは興味を持っていただけたでしょうか?
ちなみに、問題の写真1は静岡県磐田市
写真2は宮城県仙台市
写真3の①【市役所】は浜松市
②【刑務所東】は静岡市
③【三園橋】は沼津市
④【宇佐美駅入口】は伊東市
という内訳で、写真2以外は全て静岡県内にあるものです。
なかなかマイナーな分野ですが、「おや?」とか「なぜ?」と思うことがけっこう多いことがありますね。
ところで、記事の右下にある、【出題 道路標識研究家 ハーブしげる】・・・実は私【S.H】です。
今年5月のこのブログの記事『道の駅 仙人峠』でも標識の話題を取り上げるなど、隠れ道路標識オタクの私はついに雑誌デビューとなったわけです。
今後も連載として、毎号掲載させていただく予定です。次号(9月末頃発売)ではさらに内容の濃い標識の話題で頑張ろうと手ぐすねを引いているところです。乞うご期待。
本誌は隔月発行ですが、いくつかあるキャンピングカーの雑誌では、キャンピングカーをこれから買おうとしている人よりも、持っていて使っている人が読んで面白い雑誌です。
この雑誌を発行する㈱マガジン大地のホームページもご覧ください。
同社が発行するマニアにはたまらない他の雑誌の存在が分かります。
ということで、標識の秘密&キャンプカーマガジンをよろしくお願いします。
【S.H】
2015.07.09.
ヤマモモ
今年のヤマモモの実は立派。。。
こんなに見事に実をつけています。


木根元の地面には熟して落ちた実が・・・


直径1~2センチの表面がザラザラしたこの実はチョット甘酸っぱくて旬の味わいがする『通の』味覚です。そのままでもいいし、ジュースにしてもかなりいけます。
静岡県藤枝市某所(個人宅)のこのヤマモモは去年はあまり実を付けなかったのですが、
今年は凄いです。何年か前にもこんな風に沢山実を付けていました。
果実には「隔年結果性」という、成り年(表年)と不成り年(裏年)を交互に繰り返す性質をもつ種類が多くあるらしいですが、ヤマモモもそうなのかもしれません。
柑橘(カンキツ)系のものにはこの「隔年結果性」が多いとのこと。そう言えば、我が家の夏みかんは去年ほとんど実を付けなかったですが、今年は現在小さな青い実が沢山付いていて、楽しみです。
このお宅の敷地にはこんなキイチゴも美味しそうに実を付けていました。


そういえば、今年の初夏の果実・・・「梅」「びわ」「ぐみ」「クワの実」等々、身近に見れるものは全て豊作だったですね。みなさまの周りではいかがでしたでしょうか?
でも、放っておくと、いつの間にか自然となくなっていくものもあります。きっと小動物や鳥たちの仕業です。
自然のものであったらそれでいいと思うけど、栽培していたらそんな風には思えないですよね。とられないように何か対策せねば・・・。
という訳で、今年は自然から少し「お裾分け」をいただきました。ごちそうさまでした。
来年はどうなることでしょうか?
【S.H】
2015.06.04.
レンタル自転車 DATE BIKE(ダテバイク)
先日、宮城県仙台市で移動がとっても便利なレンタル自転車・DATE BIKE(ダテバイク)を利用しました。
デイトバイクではありません。ダテ(伊達)なのです。ハイ。
また、このシステムはあのNTT docomoが運営していることも初めて知りました。へえ~!!!
市内38カ所にある『ポート』から自転車を借りて、どこのポートへも返せる便利なシステムです。そして全ての自転車は特製の『電動アシスト』なので運転がとってもラクラク。
これが仙台駅前のDATEバイク・サービスステーションで借りた自転車
独特のスタイルはどこからでも目立ちます。

この操作パネルに番号を入力して自転車の鍵を解除すると自転車が使えます。借りている途中でどこかに立ち寄り、手動で鍵をかけてまた使い始める時には番号を入力すると鍵を開けることができるわけです。とても簡単。

システムの詳細はDATE BIKEのホームページを参照してください。
仙台市内を南北に貫く国道4号線(通称東二番丁通り)の歩道です。
とても広いので、歩道の半分は歩行者専用、半分は自転車専用になっているので安心して自転車を運転できます。ちなみに車道は片道3車線の広い道路です。

そう、ここは東京・日本橋から351Kmの場所です。遠いですねえ。

歩道にあるこんな案内看板は見知らぬ土地ではとても便利です。

大きな四つ角の交差点にある『通り名』が書いてある標識

バックに映っている大きなビルは東北一大きい『七十七(しちじゅうしち)銀行本店』
『南町通り』の地下には今秋開業する市内二番目の地下鉄路線・『東西線』が走っています。
メインストリート『東二番丁通り』の風景
東北の首都(?) 杜の都の風格が感じられます。

この次の交差点を右に行くとJR仙台駅です。

宮城県庁、仙台市役所近くの勾当台(こうとうだい)
公園前
市内の大きな交差点の一つです。
『定禅寺』(じょうぜんじ)というお寺は今はありませんが、「通り名」だけは残っています。秋に開催される『定禅寺ジャズフェスティバル』と冬に開催される『光のページェント』の会場としておなじみの通りです。

さて、今回の自転車の散歩で改めて発見した『道路元標』。
前の写真の交差点にありました。東京・日本橋にあるのは有名ですが、ここにもその「東北版」があったのです。

左側の縦長の石碑に「仙台市道路元標」と書いてあります。

右側の石碑にはこの「元標」のウンチクが書いててあります。
この『道路元標』は次の標識でもその意味が分かります。
東北を縦に走る国道4号から東西に分岐する国道の起点になっているのです。

45号線はここから東に走り三陸海岸を北上して青森県青森市に至る(十和田市~青森市は国道4号と重複)国道です。

48号線はここから西に走り山形県山形市に至る国道です。
散歩の途中、何度か同じDATE BIKEの自転車の利用者とすれ違いました。妙な親近感がわき、ちょっと挨拶してしまいました。若いご夫婦のような方々も見受けました。
仙台でのレンタル自転車の散歩・・・とても楽しかったです。
昔、住んだことのある久しぶりの仙台はまた一段と風格のある都市に変化しつつ、またこんな楽しみ方もできるシステムも誕生して、訪れる人々を満足させてくれます。
機会があれば、皆さまも利用されてはいかが。
by【 S.H 】
2015.05.20.
道の駅 釜石仙人峠
先日のGW(ゴールデンウィーク)に岩手県釜石に行ってきました。
そして、4月21日にオープンしたばかりの道の駅「釜石仙人峠」にも寄ってきたので、今回はそのぴっかぴかの施設を紹介致します。
先ずは国道283号沿いに建つこの標識

道の駅のサブタイトルに「アユ踊る清流と甲子柿の里」と書いてあります。
「アユ踊る清流」とは道の駅の側を流れる「甲子(かっし)川」
「甲子(かっし)柿」とはこの周囲の地名「甲子(かっし)」で作られる柿のこと。
甲子柿とは・・・www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141022_32039.html
ところで、「アユ踊る」の文字のバックがやけに白いのはなんだろう?
近付いて注意深く見てみると・・・

写真では判り難いですが、肉眼で見ると、「アユ踊」の下に、「アユと踊」と書いてあるのがよく判ります。
つまり、最初は「アユと踊る」と書いて、この標識を取り付けた後に、これではマズイとのことで、「と」を消す手段として、一旦「アユと踊」を白いシートで消して新たに「アユ踊」と書き直したのだろう。
それにしても、いかにも「直した」ということがハッキリ分かるのは何とも情けない直し方で、他に方法がないのでしょうか?
さて、道の駅に車で進入すると、だだっ広い駐車場に気付かされます。


駐車場全体の中央部には駐車枠がなく、広々としている。災害等の緊急時やイベント開催時にはいろいろな使い方ができそう。

駐車場の縁にある防護柵の外側は標識に書いてあった「清流」甲子川です。
駐車場内に建つ観光案内板です。
釜石はサツマイモのような形をした岩手県の沿岸南部にあります。


いよいよ変わった屋根の形をした建物に入ります。
変わった屋根の割には平凡な入口で、いまいち盛り上がりません。


ドアを開けて入るとすぐに、この近くで産出する『仙人秘水』の段ボールの山

この『仙人秘水』のメーカーが「釜石鉱山」とは面白い。最近では鉱山で岩石を採掘するより、水をボトル詰めした方が儲かるのでしょうか?
玄関を抜けると、最初に資料展示スペースが目に飛び込んできます。


現在話題になっているユネスコ世界遺産登録の「明治日本の産業革命遺産」の一部としての釜石・橋野高炉跡のポスター
明治時代?ドイツ人某地理学者が作成した東北の地質図のポスター
近代製鉄の父・大島高任(たかとう)氏。この地で日本で最初に洋式高炉を造った人。
釜石伝統芸能『虎舞(とらまい)』のミニチュアレプリカ




釜石は漁港としても有名。そして、干物も。

あわびとウニをたっぷり使った『三陸海宝漬』

全国的にも有名になりつつある『釜石ラーメン』のお店も出展しています。

釜石伝統芸能「虎舞」のお菓子(サブレー)『はねとら』(左)と『釜石ラガーボール』(右)
最後に・・・ぴっかぴかのトイレ 資料・物販館とは別棟にあります。


洗面器の下にはこんな装置がついていて、冬場でも水道管の凍結防止だけでなく、蛇口からいつも温水が出るようになっています。

暖かくてホットH0tします。
うれしいな~。
最近流行(?)の個室のドア 半回転式スライドドア

ドアが外側に膨らんで見えます。

ドアを開け切った状態

個室の内側から見た状態。
ドアの開け閉めは、馴れないとちょっと面倒だけど、個室内は広く感じて、いい感じ。

新しい施設はやはり新鮮さがあり、ワクワクするものです。
今まで、この近辺には道の駅がなく、釜石に行くたびに不便さを感じていましたが、
これからは一安心です。
それも、内陸から釜石に入るルートの釜石の入り口にあるこの場所の設定は最高です。
この地を訪問する際には是非立ち寄ってみてはいかが。
by【S.H】