SSBB便り
2023.11.23.
麻機(あさはた)遊水地
麻機(あさはた)遊水地は静岡市葵区、市の郊外にあります。下の地図の赤いマーク「野鳥観察小屋」の周辺です。

車で行くと、下の写真の「麻畑川」の標識がある所から入ると静岡県が造った野鳥観察小屋と駐車場があり、この観察小屋から広大な遊水地の景色と野鳥を見ることが出来ます。また、ここを起点にして、遊水地の周りを歩いて回ることが出来ます。
地区名は「麻機」ですが、川の名前は「浅畑」になっているのがチョット不思議です。
奥の建物が野鳥観察小屋で、手前全体が駐車場です。
では先ず観察小屋に行ってみましょう。
階段を上ると、遊水地が一望できるデッキになっています。
そして、ここを起点にして、北側と西側に延びる遊歩道が整備されています。車やオートバイは進入禁止です。
ここが北側に向かう遊歩道の入り口
下の写真は西に向かう遊歩道
こちらは西側に向かう遊歩道入口
肉眼でいろいろな野鳥が飛んでいたり、木杭の先端に留まっていたり、また水面を泳いでいるのを見ましたが、今回スマホしか持ってなかったため、望遠が効かずその画像を撮ることが出来なかったのは残念でした。
ここで見れる各シーズンの野鳥は次の静岡県土木事務所のH.P.で詳しく見れるので、どうぞご覧ください。
panf_yacho.pdf (asabata.org)
また、この遊水地の西側に隣接した「あさはた緑地」が奇麗に整備されています。家族連れやペット連れには最適な癒しの場所です。こちらにも足を延ばしたらいかがでしょうか。ここにある施設「あさはた緑地センターハウス」では、麻機遊水地と緑地公園の歴史がよくわかる資料や案内ビデオが放映されています。
緑地の駐車場への入り口
駐車場の奥にあるトイレからの緑地全景
野鳥ファンにはこれからがもってこいの季節です。静岡県内には今回紹介した麻機遊水地の他に
焼津市にある「大井川河口野鳥園」
富士宮市にある「田貫湖」
富士市にある「浮島ヶ原自然公園」
浜松市にある「静岡県立森林公園」
などが野鳥観察には有名な場所です。興味がある方は望遠鏡や望遠機能がついたカメラを持って出かけてみましょう。
By【S.H】
2023.10.23.
宇都宮ライトレール
今年8月、栃木県宇都宮市に新規の路面電車『宇都宮ライトレール』が開業しました。日本で一番新しいLRT(Light Rail Transit)です。LRTとは低床式車両の軌道・電停の改良による乗降の容易性、定時制、快適性などの面で優れた特徴がある軌道系の交通システムのことです。その真新しい車両や停留所を見てきました。斬新なスタイルの車両は素晴らしいし、また動く「様(さま)」は、音も含めて感動ものです。
先ず最初にその動く電車をご覧ください。
JR宇都宮駅東口を起点として、宇都宮市の東隣の芳賀町の高根沢工業団地を結ぶ約15Kmの路面電車で次の図のような路線(停留所)となっています。

ここからは、各所で捉えた電車と施設の様子を見ていきましょう。上の路線図にある「平石」から下方に盲腸のような赤い線がありますが、その先端に車両基地があります。国道4号(新4号)からすぐ近いので、新4号を車で走っていても基地は見えます。
基地だけ見ても鉄道マニアにはたまらないでしょう。そして、宇都宮駅東口から東に延びる鬼怒通りに行くと、真新しい路線と停留所が待っています。「駅東公園前」停留所です。
街中を走る電車のかっこいいこと・・・
ヘタな解説は不要です。YouTubeやNet情報で詳しい内容がすぐに見れます。
先ずは事業主体者の宇都宮ライトレール㈱のホームページ
宇都宮ライトレール株式会社 (miyarail.co.jp)
更に、宇都宮ライトレールのWikipediaはかなり詳しい説明が載っています。
宇都宮ライトレール - Wikipedia
機会があれば是非見たり、乗ったりして下さい。
By【S.H】
2023.09.22.
コミュニケーション・プラザ富士
NEXCO中日本の『コミュニケーション・プラザ富士』と言う施設が新東名高速道路・新富士インターのすぐ近くにありました。実はこの施設は今年の9/8で閉館したのですが、その情報を閉館直前に知ったので、急遽閉館前日の9/7に訪れることにしました。一応予約制になっていたので事前にネットで申し込みしましたが、定員にギリギリセーフでした。
施設の正面ですが、表向きは「中日本高速道路㈱ 富士保全・サービスセンター」になっていて、その中にこの『コミュニケーション・プラザ富士』が入っている状態でしたので、ちょっと見には「ほんとにここでいいのかな? 正面入り口なのに結構雑草も生えてるし・・・」と言う感じでした。
チョット不安を感じながらも、広い駐車場に車を停めて施設の入り口に向かうと、
この看板で間違いなくここだと分かりました。
上の看板に書いてあるように、なんと11年前からあったのです。あることは知っていたのですが、いつでも行けると思っていて、今まで行かなかったわけです。
入館すると先ず、このようなミニチュアの車両を沢山配置した楽しいレイアウトがお出迎えです。
展示室は2階につき、エレベーターで移動すると、もうガイド嬢の案内で入館者全員が展示物の説明を受けながら、ビデオで新東名の建設に関する動画を観ているところでした。
ビデオを鑑賞後、室内の展示物を見ると、ミニチュアの特殊な建設機械が目を引きました。よくできてるなあ。
でも、小さい子供(特に女の子)には、こんな展示物にはあまり興味がないはずですから、こんなものも置いてあって、こちらの方が人気です。
少し玄人ウケする展示物もあります。
実物大の案内標識が壁に貼ってあり、その大きさに圧倒されます。
(モデルは筆者です)
この展示室からガラス戸のドアを開けると、屋上に出てそこからの景色が見れます。これは海側の景色ですが、曇っていて遠方がよく見えなかったのは残念。
こちらは山側(富士山側)です。新東名を見ながら、その向こうに富士山がぐそこに見えます。
全部見終わって帰り際に、今回は閉館イベント期間中につき、来館記念品のお土産を頂きました。布製のトートバッグとオリジナルデザインのおしゃれなシールテープ。記念になりました。
いかがでしたか? もう現在ここはないので観れないですが、同じような内容の展示を神奈川県川崎市にある『コミュニケーション・プラザ川崎』で観ることができます。下はそのURLです。興味のある方はぜひどうぞ。
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/prkan/kawasaki.html
By【S.H】
2023.08.31.
ナニコレ! 珍百景【静岡版】
毎週日曜夜放送のテレビ朝日の番組『ナニコレ珍百景』は今でも人気のある番組です。当初はテレビ局側で制作していましたが、2008年7月からは全ての珍百景候補を視聴者からの投稿のみにしているとのことです。
さて、今回ここに取り上げた【静岡版】6カ所はどれも投稿はしていませんが、もし投稿したら採用してもらえるでしょうか?
先ず、トップバターは、静岡市駿河区向井敷地のカーブミラーの柱がクスノキに飲み込まれている状況です。どうしてこうなるか・・・。
カーブミラーの柱の向こう側には、この写真の右の写真のように、別のミラーの柱もありました。
こちらの柱はこれを支えているコンクリート基礎ブロックも半分以上飲み込まれています。
2番目は、静岡市葵区の浅間大社東側の通りにある『石鳥居』です。道路の交差点の中にあり、車はそれを避けながら右折・左折しなければなりません。かなり邪魔だと思われますが、よくもぶつからずにこうして鎮座しているのが不思議です。
3番目は、静岡市清水区の巴川沿いにある鉄道橋のチョー低いガード(桁下1.8m)
です。こんな低いところを車が走っています。
左側のコンクリート壁は巴川の堤防?で、上を走っているのは静岡鉄道の電車。この電車の右方向はすぐに終点の新清水駅があります。
こんな狭い通りで一方通行ですが、地元の人には大事な便利な通り道です。
こちらは上と左の写真の場所より少し北側のJR東海道本線のガード下です。こちらは高さが1.6mしかないので、自転車はOKですが、車はNGです。
4番目は、富士宮市の市立病院前の植樹桝内のマンホールの蓋です。これでは、もう蓋を開けるのは困難(不可能)です。
5番目は、富士宮市のお墓。富士市も含め、県内の多くにお供えの花が『一年中』きれいに咲いています。それもそのはず、全て造花ですから・・・。
上の右側のお墓のお供えの花で、立派な造花です。
お供えの造花と共に、塔婆を立てる台もあり、お墓参りにはこのミニ塔婆を持ってくるようです。
市内のどのスーパーにも、お墓参り用の造花は一番目立つ所に置いてあります。
造花の隣にはミニ塔婆も売っています。値段は、何と128円。随分安いです。日付や名前を書き込めるようになっています。
6番目は、藤枝市志田の旧東海道の松並木にある歩道の『松の木』です。
これじゃ、酔っぱらいとか前方不注意の自転車はガツンとぶつかり、大変痛い目を見ること間違いないです。
上の写真とは逆方面から撮影したもの
上と左の写真は何年も前のものですが、この写真は今年撮影したもので、木のカバーが新しくなっています。
以上で6カ所は終わりますが、ここからは、珍百景の番外編の写真3枚を見て頂きます。
伊東市宇佐美地区の国道135号沿いにある釣具屋さんの看板。『ヤドカニ』とは・・・?
最近できた焼津市のコインランドリー。ネーミングが洒落てます。流石焼津?
某訪問先の休憩コーナーの手製看板。このユーモア溢れる表現にカンパイ!
参考にテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」の投稿要領を紹介しておきます。興味のある方は、是非投稿したらいかがでしょうか。
www.tv-asahi.co.jp/nanikore/sphone/toukou/form/
今回は、あまり説明は要らなと思いますが、この酷暑の中で仕事をしている皆様、どうぞ体をいたわりつつ、暑さを乗り切ってください。
By【S.H】
2023.07.23.
陣馬の滝
静岡県富士宮市北部にある『陣馬の滝』
標高約700mに位置することもあり気温も低め、そして緑に覆われた清流の冷たさはこの暑さをしのぐにはもってこいの場所です。
県道414号にある案内標識。ここから300m位入ると、駐車場や滝への遊歩道入口があります。
滝の入口にある第1駐車場。この時期の週末は満車ですが、少し離れた所に第2駐車場もあるので、ご心配なく。
大体の場所は次の地図の通りです。


滝の名称は下の説明看板にも書いてある通り、源頼朝が富士の巻狩りで近くに陣を張ったことから「陣馬の滝」と呼ばれているとのことです。
では、滝の入り口の遊歩道を進入してみましょう。
ここからは、車は入れません。歩きのみです。
期待感が高まる滝への遊歩道です。
木陰に入ると・・・正面前方に「滝」が・・・
滝の少し手前に美味しそうな冷たい清水が、遊歩道脇からジャンジャン出ています。この水をポリタンクやペットボトルに詰めて持ち帰る人が多いです。
そして、ここが今回の目的地『陣馬の滝』です。勿論景色もいいですが、この中に身を置いて暫し呆然とするのはサイコーです。
滝から下流を見ると・・・
如何でしょうか。海と違って風に当たってもべたべたせず、水は冷たくてとても気持ちがいいです。
もし、ここに行くのであれば、水に濡れてもいいサンダルやゴム草履等の履物を持っていくべきです。滝の間近(滝壺)に行くには、どうしても水の中を歩かなければなりません。勿論、裸足になればいいのですが、素足で大小の砂利を歩くのはかなりきついです。痛くって…。
また、余裕があれば、折り畳み式の椅子やビーチチエアなどを持って行けば、かなりゆっくりくつろげます。
なお、この周辺には飲み物の自販機以外、コンビニや売店等は一切ありませんので、覚悟して行ってください。しかし、周辺にこんな無人販売所がありました。無人なのにPayPayが使えるとは、今時ですね。
手作り風鈴の販売です。
なめこの販売は、自分でクーラーボックスを開けて品物を出し、支払いはPayPayでもOKです。
「きゅうり 大安売り」って書いてある。
ここの野菜売り場(トマト、キュウリ、ジャガイモ)は、午後だったこともあり、売り切れでした。残念。
では、この夏、機会を見つけて是非訪れてみて下さい。
by【S.H】